バーキン

バーキン HERMES BIRKIN

ケリーと同様の人気を誇るエルメスバーキン(ビルキン) (Birkin フランス人によるJane Birkinの発音例) の名は、1984年、第5代社長のジャン=ルイ・デュマ=エルメスが、航空機の機内でたまたまイギリス出身の女性歌手ジェーン・バーキンと隣合わせになり、

彼女がボロボロの籐の籠に何でも詰め込んでいるのを見て、整理せずに何でも入れられるバッグをプレゼントさせてほしいと申し出たエピソードに由来します。


なおエルメスバーキンの原型は上述のオータクロアであるが、今やオータクロアをはるかに凌ぐ人気である。

このようにエルメスのバッグには発注者ないし最初の所有者の名が付いたモデルが多く存在する。

比較的時代が新しいものでは、スーパーモデルのエル・マクファーソンが発注したエル(巾着型で、底の部分に化粧品を入れるための外から開閉可能な引きだしが付いている)、日本人男性が発注した大型旅行鞄マレット・タナカがある。

バーキンの魅力はすでに説明する必要もないが、最近ではバーキンを持っている男性がの姿を目にする事がある。

エルメス バーキンのバリエーション

オレンジ エルメスバーキン

エルメスバーキンオレンジ

『エルメスオレンジ』と称されるエルメスを代表する人気カラーのエルメスバーキン!!

ボックスや紙袋などにも幅広く用いられ、ブランドを象徴するイメージカラーのオレンジは“エルメス・オレンジ”と呼ばれています。エルメスならではの発色の美しさでオレンジはより一層鮮やかに。

美しいフォルムをいつまでも存分に味わえるエプソンは、硬い質感が魅力の非常に人気の高いレザー。

しっかりとしたカーフの感触を楽しめるエルメスならではの上質で繊細な凹凸のある仕上がりなので、デイリーにお使いいただいてもキズや汚れが気になりにくい素材です。

ヴィヴィッドカラーのエルメスバーキンは、エレガントでありつつ、どこかガーリーでポップな味わいが魅力的。


ブラック エルメスバーキン

エルメスバーキンブラック

ゴールドと並んでファーストバーキンとして絶大な人気のカラー、ブラック エルメスバーキン。

どのシーン、どの服装に合わせてもブラッシュアップしてくれる、いわばファッションカラーの魔術師。

女性ならば誰でも背筋がすっと伸びて、ビューティ魂に火がつくはず。やっぱり黒は誰からも愛される流行を超えた永遠の定番カラーなのです。

美しいフォルムをいつまでも存分に味わえるエプソンは、硬い質感が魅力の非常に人気の高いレザー。

しっかりとしたカーフの感触を楽しめるエルメスならではの上質で繊細な凹凸のある仕上がりなので、デイリーにお使いいただいてもキズや汚れが気になりにくい素材です。


エルメス バーキンの代表的な素材

エルメス バーキンの素材 ヴォーエプソン【Veau Epsom】


エルメス バーキン

加工した型押しのヴォーエプソン Veau Epsom 素材は雄仔牛です。

傷が付くにくく、硬い質感を持ち型崩れもしにくいです。

しかし、スイフトよりはツヤの発色がなくなり、マット系な落ち着いた感じになりますね。

重さはスイフトよりも軽い、そして傷に強いのが利点です。どちらも丈夫な雄仔牛なので悩むところですが、個人的にエプソンはヴォーエプソンカッチリした印象から、ケリーバッグよりも革小物類に向いているように思います。

エルメス バーキンの素材 トゴ【Veau Crispe Togo】

エルメス バーキン

自然な型押しのトゴ Veau Crispe Togo 素材は雄仔牛です。

傷擦れが付きやすくはありますが擦れが目立ちにくい利点があり、かっちりしすぎず、柔らかすぎないバランスのとれた素材です。

重量は0.8kg~1.0kg弱あり、やや重量がありますがしっかりした革で型崩れしにくいです。

トゴの型押しは仔牛の革を使用していますが、革の自然の風合いをそのまま活かしているので、所謂型押しの凹凸の大きさや血筋(腑)の出方が微妙に違い、配色によっては血筋(腑)が目立つ場合があります。

エルメス バーキンの素材 トリヨンクレマンス【Taurillon Clemence】


エルメス バーキン

自然な型押しのトリヨンクレマンス Taurillon Clemence 素材は雄成牛です。

大きめの型押しは、マットな発色でカジュアルな印象と、やわらかく独特のくったり感があり絶妙な味わいがあります。

傷擦れはトゴと同様に、傷擦れが付きやすくはありますが擦れが目立ちにくいです。

トリヨンクレマンスは強度がありやや重たいのですが、やわらかい革を使用しており、トゴより血筋が目立たなく、30cmのトリヨンクレマンスですと大体1kgくらいの重量です。

現行素材(2010年8月)の中ではトリヨンクレマンスが一番重いのでトゴ、エプソン、スイフト等の他素材はもっと軽いと言う事になります。

エルメス バーキンの素材 フィヨルド【Vachette Crispe Fjord】


エルメス バーキン

自然な型押しのフィヨルド Vachette Crispe Fjord 素材は雄仔牛です。

牛革ではヴォー・エプソンの次に傷が付きにくい素材です。

トリヨンクレマンスよりも少し張りがありトゴより柔らかめ、そして弾力と防水性があるので、ヘビーローテーション向きのデイリー使いにピッタリなカジュアル感のある素材なので、ガーデンパーティーなどに使用されています。

擦れはトゴと同じくらいですが、傷はフィヨルドの方が弾力のある分トゴよりも強いです。

やわらかい革を使用しているので型崩れはトゴよりしやすいです。

エルメス バーキンの素材 ヴォー・スイフト【Veau Swift】


エルメス バーキン

スムースな素材のヴォー・スイフト Veau Swift 素材は雄仔牛です。
発色は艶やかで美しいですが、小さめのやや浅い型押しで滑らかな質感のヴォー・スイフトはデリケートな柔らかい素材を使用しており型崩れしやすいので、爪傷をはじめ、あらゆる傷が付きやすいため、取り扱いに気を付けなければなりません。

しかし、選択される色次第ではある程度、傷が付いても目立ちにくいです。

傷は型押しの素材の中では付きやすいほうですが、ちょっとした傷でしたら指でこすって乾いた柔らかい布で拭くとあまり目立たなくなり型押しの中では比較的、綺麗になります。

ヴォー・スイフトは直営店でお磨きをされると、新品のようになって返ってきますのである意味お勧め素材の1つです。重量はトゴと同じく0.8kg~1.0kg弱です。

エルメス バーキン 刻印

エルメス バーキン クロコダイル・ポロサス刻印


エルメスバーキンポロサス刻印

エルメス バーキンにあるHERMES PARISの横の刻印「∧」はクロコダイル・ポロサスの証。


エルメス バーキン クロコダイル・ニロティカス刻印


エルメスバーキンニロティカス刻印

エルメス バーキンにあるHERMES PARISの横の刻印「‥」はクロコダイル・ニロティカスの証。


エルメス バーキン クロコダイル・アリゲーター刻印


エルメスバーキンアリゲーター刻印

エルメス バーキンにあるHERMES PARISの横の刻印「□」はクロコダイル・アリゲーターの証。


エルメス バーキン リザード刻印


エルメスバーキンリザード刻印

エルメス バーキンにあるHERMES PARISの横の刻印「-」はリザードニロティカスの証。


エルメス バーキン リザード刻印


エルメスバーキンリザード刻印

エルメス バーキンにあるHERMES PARISの横の刻印「=」はインドネシア産のリザードの証。


エルメス バーキン スターマーク刻印


エルメスバーキンスターマーク刻印

エルメス バーキンにあるHERMES PARISの下の刻印「★彡」はエルメス関係者の為につくられた製品・上顧客のため・星がテーマの年に発表された・一級の職人が作った証に刻印されている等と言われているが、真相は謎に包まれたままです。

一般には見かない、滅多に見られない希少の印。

エルメス バーキン 馬蹄刻印


エルメスバーキン馬蹄刻印

エルメス バーキンにあるHERMES PARISの横の刻印「U」はパーソナル・オーダーの証。パーソナル・オーダーとは、素材、色(配色・配置)、金具と全てを自分の思いのままにオーダーした世界で唯一1点ものの商品に刻印されています。

ごくわかな人のみがオーダー可能です。

エルメス バーキン ロゴ

エルメス バーキン ロゴ

エルメス バーキン他、エルメス製品にある「四輪馬車と従者」がデザインされたロゴは、フランス人画家アルフレッド・ド・ドルーが19世紀に、日常の一コマとして描いたリトグラフを図案化したものです。

商標登録は第二次世界大戦が終結した1945年にされました。

よく見ていただくと、この絵は馬車と従者のみで、馬車に乗るはずの主人が描かれていません。

ここには、エルメスの意図が表れており、それは「エルメスは最高の品質の馬車を用意しますが、それを御するのはお客様自身です」というメッセージが込められているのです。

お客様・製品に対しての普遍的な哲学を感じます。

エルメス バーキンのサイズ

・バーキン 25(サイズ W25cm×H20cm×D13cm)エルメス バーキン 25
・バーキン 30(サイズ W30cm×H22cm×D16cm)エルメス バーキン 30
・バーキン 35(サイズ W35cm×H25cm×D18cm)エルメス バーキン 35
・バーキン 40(サイズ W40cm×H30cm×D20cm)
・バーキン 45(サイズ W45cm×H30cm×D20cm)

エルメス バーキンの刻印(年代)

バーキンの刻印はクロアの裏側に、製造年・アトリエ名・職人No.が刻まれています。

そして修理の際は担当した職人の元にバーキンが送られることになっています。

〇や□の中のアルファベットは製造年を示していて、A、B、Cとアルファベットが1年ごとに進みます。ごく稀にですが刻印のない商品もあります。

1964年から1970年のバーキン刻印は囲みなしアルファベットの刻印
1964 T・1965 U・1966 V・1967 W・1968 X・1969 Y・1970 Z

1971年から1996年のバーキン刻印は〇囲みアルファベットの刻印
1971 A・1972 B・1973 C・1974 D・1975 E・1976 F・1977 G
1978 H・1979 I・1980 J・1981 K・1982 L・1983 M・1984 N
1985 O・1986 P・1987 Q・1988 R・1989 S・1990 T・1991 U
1992 V・1993 W・1994 X・1995 Y・1996 Z・

1971年から1996年のバーキン刻印は□囲みアルファベットの刻印
1997 A・1998 B・1999 C・2000 D・2001 E・2002 F・2003 G
2004 H・2005 I・2006 J・2007 K・2008 L・2009 M・2010 N・2011 O

バーキンとジェーン・バーキン

ジェーン・バーキン

ジェーン・バーキンのバーキン

この画像は2010年3月に六本木ヒルズで開催された「フランス映画祭」で、代表団長として登場した、エルメス バーキン誕生のきっかけとなった大女優、ジェーン・バーキンご本人。

バーキンが誕生してから四半世紀以上経過しているので、当然ジェーン・バーキンも四半世紀のお年を召されていますが、あのころの艶やかなイメージとは異なり、チャーミングでサバサバした大人の色香があり、バーキンを持つ姿に品格を感じます。

そして、ジェーンバーキンが持つバーキン・・・と言うのにもとても興味がありますよね。それが写真右なんですが、ボディの真ん中とその横に何かが貼ってあるのか、オーダーなのか、画像では判断つかないのですが、こんな遊びもジェーン・バーキンならでは。

私も気負うことなく、こんな感じでサラッと、エルメス バーキンに負ける事無く持ちこなしたいと思います。

ところで、このエルメス バーキンはトゴの35cmでしょうかね?

(注:今ではバーキンのオーダーに関して、国内ではすべての正規店で受け付けてもらえません。)

ちなみにジェーン・バーキンは大の親日家で、来日は十数回にも及んでいるそう。今後もぜひ、来日の際は素敵なバーキン スタイルをご披露していただきたいですね。

バーキンと籠バック

で、最近のカラーのジェーン・バーキンをご覧になったところで「このモノクロのお写真の人、誰かしら?」と思いますが、はい、ジェーン・バーキンの若かりし頃です。

このページの初めにもお話ししましたが、「彼女がボロボロの籐の籠に何でも詰め込んでいるのを見てバッグをプレゼントさせてほしいと申し出たエピソード」の証拠写真です(笑)。

この写真の他にも、籐の籠を持った、若かりし頃のジェーン・バーキンのスナップは、たくさんあります。

何が言いたいかっていうと、エルメスバーキンを持った姿も素敵ですが、籠バックをを持ったジェーン・バーキンも飾らず気取らずとても素敵だと言う事。

ただ、私が籐の籠バックを持ったところで「おばさんの近所の買い物」にしか見えないだろうから、誰にでもマネできるものではありません。

ジェーン・バーキンのようなオーラを出せないので、バーキンに頼るしかありませんね(汗)。

ところで、この写真で一緒に写っているのは2番目の旦那様のセルジュ・ゲンスブールでしょうか?う~ん、渋すぎて絵になるお二人です。

エルメスの歴史

ティエリー・エルメス

エルメス社の母体になったのは、ティエリー・エルメス(Thierry Hermès, 1801年 - 1878年)が1837年にパリに開いた馬具工房である。ナポレオン3世やロシア皇帝などを顧客として発展した。

モーリス・エルメス

ティエリーの孫にあたる3代目のエミール=モーリス(モリス)・エルメス(Émile-Maurice Hermès, 1871年 - 1951年)は事業の多角化に着手した。

1892年には、馬具製作の技術を基にエルメス最初のバッグ、サック・オータクロア(オタクロワ)(sac haut-à-courroie, 現在の名前はオータクロアまたはオタクロワ))を製作。

1927年に腕時計を発表。さらに服飾品・装身具・香水などの分野にも手を広げ、それらの製品のデザイン、製造、販売をすべて手がける会社になった。

(写真左:ティエリー・エルメス 右:エミール=モーリス・エルメス)

1980年代から1990年代にかけはシャツや帽子を発注していた会社を次々と買収したが、リシュモン(カルティエの母体)やLVMH(ルイ・ヴィトンの母体)の買収戦略と異なり、職人技の維持を第一目標にしてのものであり、そのため買収対象は比較的小規模の会社に止まっている。

1997年に初めて作った社史は漫画形式で、日本の漫画家竹宮惠子に依頼して制作された。

日本では『エルメスの道 LE CHEMIN D'HERMÈS』として中央公論社より刊行されている。

2004年マルタン・マルジェラの後継として、ジャン=ポール・ゴルチエがデザイナーに就任。

2004年のパリ・コレクションではエルメスの伝統である馬具・皮革製品を意識し、伝統に配慮しつつ、オレンジ・黒を中心とした鋭角的でかつブランドの風格を意識したデザインを発表した。

エルメス バーキンと日本におけるエルメス

エルメス丸の内

1960年代初めより日本に於ける元祖セレクトショップである銀座のサン・モトヤマが輸入販売を行っていたが、日本初の直営店は、1978年に東京・丸の内に開店したブティックである。

エルメスの日本法人であるエルメスジャポン株式会社は1983年にエルメス・インターナショナルと西武百貨店との合弁で設立されたが、後にエルメス・アンテルナショナルの完全子会社となった。

現在では西武系に限らず、大手百貨店の主要店には比較的多く出店している。

メゾンエルメス メゾンエルメス

2001年6月28日には、日本での旗艦店「メゾンエルメス」(Maison Hermès) を東京・銀座の晴海通り沿いにオープンしている。

外壁に 450 mm 角のガラスブロック 13,000 枚を張りめぐらした11階建てのビルで、レンゾ・ピアノの設計による。

ブティックのほか、製品の修理工房、ギャラリー、パリ以外では初となる常設ミュージアム、そしてエルメスジャポンの本社が入居する。

何も語らずともそこにあるだけで、迫力の存在感はさすがです。


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